オーテックの新TOCOM対応

オーテック株式会社よりのお知らせを掲載しています。

現在のページ位置

Home  > インフォメーション  > 過去のインフォメーション  > バックナンバー

CFD取引について

2008年08月15日

  昨年1月にも当欄で『CFD取引って何?』でCFD取引を取り上げ、皆様にCFD取引の概要をお知らせしました。当時はあまり話題にも上っていませんでしたが、オーテックでは将来的に取り扱う業者が出てくるのではないかと考え、業者向けのシステムについて研究を行っていたところでございます。

 オーテックの予想通り、最近は実際のサービスとして取り扱う証券会社等が出てきておりますので、1年半ぶりにCFD取引が当欄に登場した次第です。

 

 ※CFD取引=CFD(Contract For Difference = 差額決済契約)とは、現物株、株価指数、債券、為替、商品等の値動きの差額を差金決済する契約です。全て差金決済ですから現物などを所有することはありません。投資対象は市場性のあるものなら全て取引が可能ですから、取引対象も世界各国の市場性があるものなら何でも取引が可能で、手法は相対取引になります。98年の為替自由化でFX取引が誕生しましたが、各国の個別銘柄や株価指数先物、商品先物などのFX版といえばお分かり頂けると思います。ただ、取引相手や保証金(証拠金)の管理等、まだまだ不透明な部分が多く、さらに法律も整備されていないことから注意して取引する必要があります。

 
 現在、日本では数社がCFD取引サービスを提供していますが、その殆どが株式や株価指数の取引です。ところが、7月から一部の業者が商品取引にもCFDを活用し始めていますし、ネット証券の一部では事業開始が簡単なことや、開始に当たってのコストが非常に安いことから、商品取引をCFDで行うことを検討しているところもあります。

  取引(売買)はCFD取引提供業者との相対で行うケースが多いことから、実際の市場にCFD業者からのヘッジが入るケースが多く、CFD取引が盛んなヨーロッパでは、取引所取引のおよそ30%がCFD業者からの注文という取引所もあるようです。


 さて、CFD取引の特長について紹介します。

    • 市場性のある金融商品(株・商品・為替・各種指数など)なら何でも取引できますので、現在CFD取引商品は5000種以上とも言われています。
    • レバレッジの選択が自由(現在は5~100倍が主流)です。
    • ロールオーバー方式なので取引に期限はありません。
    • 取引通貨間の金利差によりスワップ料が発生します。
    • 現在は欧米市場の取引が主流です。

      オーテックではCFD取引システムとバックオフィス・システムの提供を行うことは容易なのですが、法制度等の整備が必要であると考えていますので、直ぐにシステム提供を行おうとは思っておりません。ただ、欧米の状況を見る限り、新たな資金運用手段としての人気は確実に高まっておりますので、日本でも徐々に人気が出てくるのではないかと思っております。従って、引き続きCFD市場についてのウォッチは欠かさず行っていこうと考えています。