デリバティブ取引に関する考え方

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デリバティブ取引に関する考え方

2008年11月04日
 昨年のサブプライムローン問題が発覚して以降、為替・証券・商品とも値動きが激しくなっています。特に、今年はリーマンブラザーズの経営破綻や、米国最大手のAIG生命の経営危機に端を発した金融危機問題は、世界のあらゆる市場を震撼させ、9・11をも上回る大暴落を演じて、現在も市場に不安定さが残っています。

 今回の大手証券や保険の経営破綻は、世界経済がリセッションを起こしかけていたこともあり、株価への影響は非常に厳しいものになりました。テレビに映し出される世界各国の証券市場に関するニュースは、どれをとっても厳しさを煽る形で構成され、下げに益々拍車をかけたことは記憶に新しいところです。

 今回の大きな下げは、デリバティブ取引、特に先物取引主導で行われたと報じられています。再び先物取引悪玉論が報道されたことになりますが、過去の歴史的な株価下落において、損失が発生しなかった投信や損失が少なかった投信は、デリバティブを組み入れたものであったことは実証されています。金融界ではデリバティブ取引の理論は、ポートフォリオの組み立てには必須であることは常識とされているのです。

 さて、オーテックでは製造業・販売業と共に金融業は世界経済の根幹を成すものと考えています。特に自由主義経済においては、投資が経済の潤滑油的な役割を果たしており、常に変化しながら発展していかないかぎり、その国の経済は必然的に衰退していくと考えています。先の洞爺湖サミットでも商品先物取引が取り上げられ、主要国が監視を続けながら発展させていくことが決議されました。

 ところで、金融市場(特に証券市場)はバイ&ホールドによる投資手法で発展してきました。その理由は、経済の成長が幾多の戦火や自然災害が契機になっており、復興することすなわち経済等の拡大が前提にあったからです。しかし、それは時としてバブルを生み、大きな調整を余儀なくされてきました。

 しかし、調整は常にハイスピードで行われますから、売り逃げできずに多くの投資家は痛い目にあってきたのです。この逃げ場を作るのが先物取引であり、リスクを限定できる投資商品を可能にするのがデリバティブ取引です。

 オーテックでは先物取引を中心にしたデリバティブ取引の発展が、成熟した投資環境を構築し、投資家が安心して取引できる環境を提供するものと考えています。従いまして、先物取引を始めとするデリバティブ取引関連事業は、今後も右肩上がりの成長を続けていかなければならないと考えていますし、デリバティブ取引の発展こそが経済を常に下支えするものと考えます。

 オーテックは今後もデリバティブ取引のシステム面でのサポートを積極的に推進してまいります。そして、関連事業者とともに発展していきたいと考えています。また、そうなることが社会貢献と考えています。