ISVの潮流

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ISVの潮流

2008年12月16日
 去る11月26日~27日に株式会社東京証券取引所本館2階の東証プラザで「第2回 ISV展示会」が開かれました。参加企業は野村総合研究所や東証コンピュータシステム、パットシステムズ・ジャパン等で、内外の12社が出展しました。

 ISV(Independent Software Vendor)とは、オリジナル製品を開発・販売しているベンダーや、特定のソフトウェアメーカーの傘下に入っていない、サードパーティーと呼ばれる独立系のソフトウェア企業の総称のことです。

 東京証券取引所の派生商品部が主催して行うISV展示会は、そのISV業者がグローバル化された取引所取引の売買に関する部分をシステム面からサポートするために開発した商品を展示するもので、証券会社や商品取引員などの市場取引(売買)を仲介する業者にとっては、競争に打ち勝つためのツールを紹介する場の一つとして注目されています。

 また、インターネットの急速な普及により、グローバル化された金融商品市場は、取引制度の規制緩和も相俟って、世界的に取引量が急速に拡大しています。しかも、世界の取引情報が瞬時に得られるようになったことから、個人投資家もチャンスを求めて海外市場に積極的に飛び出しています。

 最近のISVの潮流を申し上げますと、「スピードとマルチマーケット対応」ではないかと思います。このたび商品先物取引業界でも、東京工業品取引所が世界標準の売買システムを導入するとして、スウェーデンのOMX社のマッチング・システムを採用しましたが、同取引所の目的も世界各国からのスピーディーな売買処理を行うことにありました。

 昨今の市場の動きを見ていますと、世界はますますグローバル化が進み、投資をめぐる資金の動きは国境の垣根を完全になくしています。国内商品取引市場においては、東京工業品取引所がOMX社のシステム導入を進めていますが、今後の投資環境を予測すると、デリバティブを扱う他の取引所をはじめ、海外における取引所についても投資機会・ニーズが顕在化し、そのためのサービスを視野に入れることが必須となると感じております。投資家は、あらゆる市場において投資機会を狙っていますし、投資家にとって利便性のあるシステムへの要求は、ますます高いものとなってきています。

 オーテック株式会社では東京工業品取引所の新システム化に伴い、GLトレード社との協業体制のもと、あらゆる取引所への接続サービスの決定版「マルチマーケットアクセスサービス(MMA)」の提供を開始いたしました。

 オーテック株式会社は国内商品取引員様向けアウトソーシングサービスを中心に「商品先物業界の発展に積極的に寄与する」をコンセプトにサービスを行ってきました。今後においても、国内商品取引のみならず、デリバティブに関わる市場拡大に貢献すべく、サービス提供、サポート体制の強化を行って参ります。「商品先物業界に留まらず、デリバティブを扱う市場拡大・発展に積極的に寄与する」という理念の基、オーテック株式会社は顧客満足度の向上を目指します。今回、オーテック株式会社が提供する「マルチマーケットアクセスサービス(MMA)」は、ISVの潮流をすべて網羅したものと考えております。