拝啓 システム担当者様

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拝啓 システム担当者様

2009年3月16日

  嘗てのシステム部門は業務に特化するだけで良かったのですが、最近はガバナンスやコンプライアンスをシステム部門に求めるようになってきており、システム担当者の負荷は日増しに高まっています。また、通信技術などのITインフラの変化も目覚しく、システム部門内にもそれぞれの専門家が必要になってまいりました。しかし、企業はシステム部門ならシステムのことは何でも分かるべきと考えているところが多く、システム担当者様のご苦労も多岐多様に渡ってきていることを理解していないのが現状です。

 様々な問題解決には専門分野の知識を有するシステム担当者の増員が不可欠ですが、企業規模や収益状況によってはそれもままなりません。さらに、企業によってはシステム部門は金食い虫と考えている経営者も多く、システム担当者様は日々、頭を悩まされているものと考えます。そこで、今回のインフォメーションは苦労をされているシステム担当者様に向けて、今抱えておられる問題を解決すべく考えてみました。参考になれば幸いです。

1. 業務のプロになる。
 少ない人数で多岐に渡る問題を解決するのは不可能です。そこで、システム担当者様は業務のプロになっていただきたいと思います。システム担当者様には、企業の経営方針や営業方針が逐一入ってくると思います。皆様が行わなければならないのは、それらを達成するための仕事ですから、業務知識を最優先していただき業務のプロ(諸制度を含む)になっていただきたいのです。システム周りについては、ベンダー等を積極的に活用して頂きたいと思います。

2. 単純作業はアウトソースする。
 単純作業や制度上決められた作業は積極的にアウトソースしていただきたいと思います。変化に応じてシステム担当者様の仕事は確実に増えてまいります。しかし、人材や費用を求めに応じて増やすことは出来ません。先ずは、システム担当者様がやるべきことを選別し、他に任せられる仕事はどんどん外部に放り投げてください。その方が確実にコストは下がりますし、作業効率も大幅に改善されるはずです。

3. システム部門の価値を高めるために業界の未来像を描いてください。
 システムの構築は一朝一夕に出来るものではありません。様々な変化をいち早く捉え、それをシステムに生かしていくのがシステム担当者様の仕事です。経営者に言われてから動くのであれば、システム部門の価値は半減します。

4. 社内の各部門と積極的に会話をする。
 使い勝手の良いシステムを構築するには他部門の現状を認識しておく必要があります。特にお客様と接する営業部門やインターネット担当部門、それに企業の命運を握る企画部門との会話は重要です。また、それらの部門を敵に廻さないようにして下さい。

5. 同業者の状況を常にウォッチしてください。
 同業者は業界のナンバー1やオンリー1になるために日々研鑽を重ねています。また、類似業界の動向もチェックしましょう。そして、様々な情報を分析し、担当役員に分析結果を常に報告してください。システム担当者様は自分たちの地位向上を自らに力で勝ち取れる部門です。