マーケティングは内部分析から

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マーケティングは内部分析から

2009年4月1日

  先ずはマーケティングの定義を確認しましょう。全米マーケティング協会が定める定義は次のようになっています。
 -マーケティングとは、個人や組織の目標を満足させる交換を創造する為の、
  アイデア・製品・サービスのコンセプト、価格、プロモーション、流通を計画し、
  実行するプロセスである-


  また、日本マーケティング協会では次のように定めています。
 -マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客
  との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合活
  動である-


  さらに、企業・組織とは教育・医療・行政などの機関、団体を含む企業等と定め、グローバルな視野においては、国内外の社会、文化、自然環境を重視するとしています。
また、顧客とは一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民と全ての生活者を指しています。総合活動については、組織の内外に向けて総合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに関わる諸行動をいいます。

  ここで重要なことは「顧客との相互理解を得ながら」ということであり、「公正な競争を通じて市場創造」する活動であるということです。「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることだ」という言葉もあるように、商品先物取引業界も真剣にマーケティングを考えなければならないと思っています。

  これらを踏まえて、商品先物取引業界のマーケティングについて考えてみましょう。
マーケティングを行うに際し、先ず現状を知ることを優先しなければなりません。幸い、商品先物取引業界の電算化は比較的古い歴史を持っており、マーケティングで一番重要なこれまでの顧客情報を多く持っています。従って、蓄積した顧客情報を分析することから始めたら如何でしょうか。

  商品先物取引は様々な機能がありますから、様々な層の顧客が取引に参加しています。しかし、レバレッジが効いた取引で損益も多額になりますから、取引できる顧客層は限られることも事実です。だからこそ、これまで蓄積された顧客層の分析が必要になります。

  顧客の年齢、職業、性別、家族構成、取引経験、趣味、地域性、購読紙、購読新聞等・・・。これらの様々な情報を分析することで、商品先物取引に適した顧客層が浮かび上がってきます。また、将来の顧客予備軍に対しても有力な顧客層が浮かび上がってきているわけですから、前以て啓蒙や教育も可能になります。

  顧客層が分かると、顧客ニーズを知ることも出来ます。従って、営業社員への教育も何をすれば良いか自ずと浮かび上がってきますし、インターネット取引も顧客が好む情報サービスが行えます。

  勧誘規制が強化されてきている今日において、マーケティングは商品先物市場の繁栄に欠かすことは出来ません。オーテックでは商品取引員様のご要望に応じて、様々な顧客分析を行う用意があります。また、商品取引員様が必要とされる情報を提供することも可能です。是非とも、マーケティングの前にお持ちの内部情報を分析されたら如何でしょうか。