アウトソーシングの再考
アウトソーシングの利用目的は、専門性の高いスキルを持った外部スタッフを活用することにより、経営資源(人・モノ・金)を生産性のために集中することにあります。さらに、制度等で標準化が必要な分野については、戦略性を求める必要ななく、外部のシステムを安価に活用することこそ、経営の合理性が生まれてまいります。
アウトソーシングは戦略性を持って活用する必要があります。つまり、差別化のためにアウトソーシングを活用するということです。アウトソーサーはユーザーの経営を支援することを目的として業を行っています。従って、アウトソーサーに求められるものは業界知識やシステム知識等、専門的な分野であり、ユーザーに『安心・安全』を提供することだと考えています。ここで、アウトソーシングについて再考してみたいと思います。
<商品先物取引業者にとっての標準化>
法律等の諸規制を充足させるために必要な業務は、経営規模の大小や営業スタイルの違いにより異なることはありません。また、受託業を全うするための補助的な作業や、管理帳票等についても大きな差が出るものでもありません。アウトソーシングはこの標準化された作業を外部スタッフに委託することで、自社の独自性を出すために経営資源を集中することが出来ます。
<商品先物取引業者にとっての戦略>
業務を遅滞なく、ミスなくこなすことが戦略ではありません。戦略とは競合他社との差別化であり、委託者ニーズの満足度を高めることにあります。最近はナンバーワンを追及するより、オンリーワンを追求した企業が勝ち組になるケースが多いのは、委託者ニーズが多様化している上に、スピードが重視されるからです。また、変化が多いのも最近の特徴です。この変化を如何に素早く自社に取り込み、委託者ニーズを満足させる手法こそ戦略ではないでしょうか。この戦略に経営資源を集中してこそ勝ち組として君臨できます。
<アウトソーシング業者の選別>
アウトソーサーを選別する際に「価格重視」という声を聞きます。しかし、それが本当の選別でしょうか。価格が安くても『安心・安全』が得られなければ、コア業務に集中できませんし、別のところに要らぬコストをかけることになってしまい、逆に高コストになってしまいます。
オーテックでは一番重要な決め手は『安心・安全』の提供であると考えています。『安心』を提供するためには、商品先物取引業に熟知した専門スタッフを抱える必要があります。また、変化をいち早くシステムに取り入れ、『安全』を提供することも使命としています。オーテックのシステムをお使い頂いているユーザー様の声を聞きますと、異口同音に選別基準は『安心・安全』だと仰っており、オーテックの考え方と全く同じです。
今後も東京工業品取引所の新システムや諸制度の改正等、様々な変化が起きてまいります。その様な時にユーザーに『安心・安全』を提供するために、また、いかなる場合においてもユーザーが生産性のために経営資源を集中できるように、アウトソーサーとしての責任を全うしてまいります。

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