東京工業品取引所 新システム
2009年1月16日
東京工業品取引所(TOCOM)の新システムのスタート予定日も、残り4ヶ月弱となりました。オーテックでは、スムーズに導入がなされるよう専門チームを組織し、万全な状態で新システムの稼動を迎えられるように取り組んでまいりました。今回の新システムは先の産業構造審議会・商品取引所分科会でも「利便性」という面で取り上げられ、業界発展の礎にもなると期待されております。また、グローバル化に乗り遅れた日本の商品先物取引を、世界に向けて門戸を開く第一歩とも考えられています。
今回は、その進捗状況についてご報告させていただきます。
【▼ 注文約定 新執行条件・自己注文】
TOCOM新システムについて、準備すべき内容は多岐に渡りますが、やはり、先ず対応すべきは、注文約定関係です。発注ができなければ、取引が成立することはありませんから、最もクリティカルな部分であり、障害が起きれば直ちにお客様に多大なご迷惑をかけてしまいます。
オーテックでは、テスト環境におきまして、TOCOM側と何回もテストを繰り返し、発注した注文データが新システムからTOCOM側に流れ、約定データが返ってくるところまで確認できておりますのでご安心下さい。
また、新執行条件につきましても順調に進んでおります。さらに、商品取引員様は収益手段の一つとして自己売買を手掛けられております。そこで、気になるのは「スピーディーさ」ではないかと思いますが、こちらについても専門チームが日々テストを重ねておりますのでご安心下さい。
【▼ 締め処理時間対応 (処理時間短縮)】
注文系機能と同様避けて通ることができないのが、締め処理時間対応でした。新たなシステムが稼動すれば、15時30分に1日の取引が終了し、新たな取引は17時からスタートし、それは翌営業日分での清算となります。
この翌営業日が始まるまでの時間は、取引員は過誤訂正やギブアップ処理など、高いプレッシャーの中で業務を続ける必要がありますが、コンピュータにおいても、素早く1日の処理を終え、翌日取引に備える必要があります。バッチジョブの組み換えを行い、あらゆる組合せを試行錯誤することにより、従来との比較においておよそ5分の1程度の処理時間の短縮を実現することができました。
その他にも諸々対応が必要ですが、一例を挙げさせていただきました。今後は、模擬売買など実行へと動く段階であり、お客様から様々なご意見を頂戴しております。今後ともHPを通して、TOCOM新システムについての進捗のご報告をさせていただきます。

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