【第25回-4】
大阪証券取引所 マーケティンググループリーダー 松尾 郁也 様
| 大阪証券取引所東京支社 市場企画本部 マーケティンググループのグループリーダー松尾様へのインタビューもいよいよ最終回となりました。この4回のインタビューで多くのことを学んだような気がします。今回は商品先物取引業界への期待やアドバイスなどを伺っております。 | |
| ODKIS | ―商品先物取引の啓蒙活動についてのアドバイスをお願いします。 |
| 松尾 グループ リーダー |
アドバイスは難しいですね。私達自体が商品先物振興協会さんなどからも教えていただいて、模索しながらやっている状態です。ただ、やはり最終投資家に目を向けることが大切だと思います。特に個人投資家の場合、運用する資金の大きさや売買している時間帯などによって多様なニーズを持っています。そのようなニーズを吸収し、商品化していくことが、まず大切でしょう。その上で商品の啓蒙活動を行うわけですが、先物やオプションを始めるハードルは高いようです。これに関しては、セミナーなどでじっくり啓蒙活動を続けていくしかありません。まず始めてもらうのではなく、制度やリスクについてゆっくり知っていただく、そういう気持ちで臨むしかありません。 |
| ODKIS | ―日本の商品先物市場へ期待するものをお話ください。 |
| 松尾 グループ リーダー |
証券市場では相場のアルゴリズム等を研究したシステムトレードが盛んになりつつあります。このような取引では投資対象が何かということは必ずしも重要ではなく、まず流動性とボラティリティがあることに注目します。一定の流動性とボラティリティがあれば、収益チャンスがあると判断されます。また、証券・商品の垣根なく、価格変動の相関性が研究され、アルゴリズムが開発されています。このように相互に関連した投資対象として市場を拡大していく可能性があると思います。そして、証券・商品先物の相互の発展がさらなる発展を呼び込むと思います。お互いに裾野を広げ、協力して頑張っていきたいものですね。 |
| ODKIS | ―最後になりますが、大阪証券取引所様のコマーシャルをお願いします。 |
| 松尾 グループ リーダー |
大阪証券取引所は約200名の職員で運営されています。意外と人数は少ないのですよ。その少ない人数の中で、市場として活路を見出していかなければなりません。ですから、ニッチな商品であっても一定の需要が見込めるものや日本で取引されていない新しい商品であっても積極的に提案しています。そのためには市場のニーズを吸収し、スピーディーな対応が大切だと考えています。 尚、大阪証券取引所ホームページにIR情報等を掲載していますので、大証の詳細はそちらで見ていただければ幸いです。 |
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