インタビュー【第30回-1】

オーテック株式会社によるインタビュー。

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【第30回-1】
AZPlanning 代表取締役社長 片川 孝雄 様

今回から4回に渡りまして、オーテック顧問で株式会社AZPlanning代表取締役社長片川孝雄氏にお話を伺います。片川氏には業界の電算化を中心にお聞きしようと思っています。第1回目は「商品先物取引業界のシステム化を振り返って」をお届けしますが、2回目以降はどのような内容になるか楽しみにしていただきたいと思います。片川氏は商品取引員の在職中に全国の取引所の各委員としてもご活躍され、99年に独立、現在に至っています。それではお話をお伺いします。聞き手はオーテック営業部永田です。
 
オーテック ―本日は宜しくお願い致します。恒例ですので片川様の略歴からお話下さい。
片川様 私の業界入社は新聞募集による中途採用なのですよ。実は商社のつもりで入ったのが商品業界でした。最初から業務端を歩き、様々な経験をさせてもらいました。市場部・業務部・管理部・電算部などです。様々な経験が良かったのか、法律から準則、その他業務に関することを色々と勉強できました。感謝していますね。その関係からご紹介にもありましたように、各取引所の委員や法定帳簿の作りまで参画させていただきました。また、運よくといいますか、取締役にも推挙頂き業界では思う存分仕事をさせていただきました。そして、99年に独立した次第です。
オーテック ―それでは、次に商品取引員時代の商品先物取引業界のシステム化を振り返って頂きたいと思います。
片川様 取引員電算部時代に電算部会の立ち上げに参加し、最初から幹事として仕事をさせて頂きました。当時は各社がコンピュータの自社導入を盛んに行なっており、アウトソーシングはまだ存在していなかったように思います。東京穀物商品取引所や東京金取引所(当時)のシステム取引に関しては、電算部会幹事として、そして会社の電算部代表として度々会議に参加しましたので、業界の電算化と共に歩んできた感じですね。また、懐かしいのは業界へのザラバ導入時に、業界と取引所の確執に割りと近いところで参加したことです。当時は理事長が更迭されたり、取引員間の仲が悪くなるなど、目を覆うようなことがたくさんありました。
オーテック ―商品取引員のコンピュータ自社導入が進んだのはいつ頃からでしょうか。
片川様 取引員がコンピュータの自社導入を始めたのは、T電算という会社が倒産してからですね。当時のT電算は取引員から業務終了後の夕方に売買伝票と入出金伝票、顧客属性データを預り、それらを入力等の各種処理を行って、翌朝に法定帳簿や管理表等の帳票を届けてくれていました。ところが、そのT電算が倒産してしまったんですね。そこで、私が在職していた会社も含めてそこに事務処理を依頼していた取引員各社は、T電算と同じサービスをしていたS計算センターに業務処理を頼むために、大慌てで移管処理をしました。もう30年位前のことですね。でも、当時は手書きをしている取引員が多かったですよ。
   
   

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