インタビュー【第31回-2】

オーテック株式会社によるインタビュー。

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【第32回-1】
時事通信社 編集局総務・解説委員 倉沢章夫 様

 今回から4回に渡って時事通信社 編集局総務・解説委員の倉沢章夫(くらさわとしお)様にお話を伺います。倉沢様は先に農林水産省が主催した「農産物商品市場の機能強化に関する研究会」の委員としてもご活躍され、商品先物取引業界についてとても造詣が深い方です。第一回目の今回は時事通信社様と商品先物業界、農水省の研究会などについてお聞きしました。

 
オーテック ―本日は大変お忙しいところ、オーテックHPのインタビュー企画にご賛同いただきまして感謝申し上げます。それでは早速ですが時事通信社様の商品先物取引業との関係についてお教え下さい。
倉沢様 時事通信社はかつて日本に存在した同盟通信社が、第2時世界大戦直後に米国のマッカーサー司令部によって解体され、共同通信社(メインは一般報道部門:社会、政治など)と時事通信社(メインは経済報道部門:金融、証券、商品など)に分割されて誕生しました。マーケット関係は弊社の中核部門で、商品経済部は古参の部の一つであり、商品先物取引業界の戦後と共に歩んでいます。時事ファクス、J-COM(時事商品情報サービス)と変化しながら、情報提供をさせていただいています。
オーテック ―不勉強で申し訳ありませんでした。時事通信社様の関わりなくしては、商品取引員の仕事は成り立たないのですね。倉沢様は商品先物取引業と関わりや思い出について、差し支えない範囲でお話下さい。
倉沢様 私は時事通信社に入社して30年になります。入社当時は国際経済関係の外国経済部に配属され、国内でロンドン海運→ニューヨーク砂糖・ココア・綿花→シカゴ大豆・小麦・コーン→石油・OPEC関係→ニューヨーク株式→金融と勉強し、その後はニューヨーク・ロンドンと海外赴任を経験しました。海外経験は社歴の1/3位になります。そして、2004年に商品経済部部長に就任、現在は編集局総務・解説委員を務めています。思い出としては、国内でも海外でもいろんなことを勉強しました。お蔭様で昨年、「国際商品市場レポート」(同友館発行)という商品経済関係の本を出版することができました。
オーテック ―倉沢様は農林水産省が主催する「農産物商品市場の機能強化に関する研究会」の委員として、農産物商品市場の流動性を高め本来の機能を果たすためにお骨折りを頂きました。会議に参加してのご感想をお聞かせ下さい。
倉沢様 農水省が今回の研究会を主催したことは、商品業界の厳しい現状を踏まえてのことであり、高く評価しています。これは商品業界の将来に対して危機意識があるということです。また、研究会委員も程度の差こそあれ皆が危機感を感じていましたね。今回まとめられた報告書は、業界の復興・成長を願っていますが、問題は実行するかどうかですね。ただ、東京穀物商品取引所は渡辺理事長の下で、相当意識改革が進んでいるようです。

 

   

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