インタビュー【第32回-4】

オーテック株式会社によるインタビュー。

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【第32回-4】
時事通信社 解説委員 倉沢章夫 様

 時事通信社 編集局総務・解説委員の倉沢章夫(くらさわとしお)様のお話も今回が最終回になってしまいました。今回のお話は現在の厳しい環境について解説していただき、商品取引員は今後何をすれば良いかお話して頂きました。非常に参考になると存じております。

オーテック ―商品先物取引業界は商品取引員の再編や異業種の参入が続いております。この傾向は今後も続くのでしょうか。そして、それは何故でしょうか。
倉沢様 今後も異業種の参入や商品取引員の再編は続くと考えています。それは取引所についても同じです。また、制度面でも証券や金融と補完する必要があるといいますか、総合取引所になったら法律まで同じになるのですから、変化せざるを得ないのです。
 現在の商品業界の議論では個々の商品の流動性及び全体の取組高が話題になっていますが、今後は金融商品(投資商品)全体の流動性を確保することを考えなけれ ばなりません。また、それが国の指針であり、サブプライム問題以降はその考え方(金融・証券・商品を取り揃えたマーケットが必要)が急激に増えています。
オーテック ―日本の商品先物市場へ期待するものをお話ください。そしてそれを達成するために商品取引員は何をすればよいかお話下さい。
倉沢様 商品取引員は市場と顧客を繋ぐ役目を担っています。それが商品取引員=サービス業者としての使命ですから、その役目をしっかりと果たすべきです。料理人も 腕をふるってお客様を集めます。それがサービスです。商品取引員もサービス業としての意識を強く持ち、是非とも原点に立ち返って欲しいと思います。
ところで、世界の先物取引は拡大中ですが、それに反して日本の先物市場はここ数年減少を続けています。食に関するものや石油に関するものなど、身近な商品も 多くあるのに・・・。日本から先行価格指標を発信する上でも、商品先物市場は拡大しなければなりません。商品取引員の皆様の奮起を促したいものです。
オーテック ―最後になりましたが、オーテックのHPは多くの方がご覧になっています。是非、時事通信社様の宣伝をお願い致します。
倉沢様 時事通信社はこれからも、これまで通りJ-COMなどを通じて商品業界のお役に立てるよう努力していく所存です。
 
折角ですから、お言葉に甘えて刊行物を紹 介したいと思います。
時事通信社はこのほど、東京工業品取引所が登録外務員を対象に毎年実施している「検定試験」で、過去に出題された問題を一挙掲載した 「東京工業品取引所『検定試験』過去問題驟雨-傾向と対策-」(B5判横組み、240ページ、定価税込み3,465円)を刊行しました。
「過去問題集」で は、回答と解説のほか出題傾向とその分析も加えており、試験合格を目指す人はもとより、商品先物取引やリスク管理に関する基礎知識を短期間で効率的に習得 したい投資家やビジネスマン、さらには意欲のある学生の皆様にとって格好の素材となっています。是非とも、ご参考にしていただきたいと存じます。

 

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