インタビュー【第35回-1】

オーテック株式会社によるインタビュー。

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【第35回-1】
住商エレクトレード株式会社 大橋 俊克様

 新年明けましておめでとうございます。2009年の輝かしい1ページは、住商エレクトレード株式会社代表取締役社長大橋俊克様にご登壇いただきます。大橋社長は商品先物取引業の中でプロップファームという新たな分野を切り開かれた新進気鋭の経営者です。非常に興味深いお話を伺っておりますのでご期待下さい。

オーテック 本日は大変お忙しいところ、オーテックHPのインタビュー企画にご賛同いただきまして感謝申し上げます。先ずは念頭ですので、訪問者の方に新年のご挨拶からお願いいたします。
大橋様 新年明けましておめでとうございます。本年は産業構造審議会商品取引所分科会での提言を実行に移す年ですし、株式会社に生まれ変わった東京工業品取引所が5月には新しいマッチングエンジンを稼動させます。市場再生に向けたプランが実行に移される重要な年です。変化の一年であり、明るい光が見えてくる年と確信しています。変化をいち早く読み取り、明るい光をいち早く見出すことが我々のテーマだと思いますので、皆様もそれを収益向上に繋げて欲しいと思います。
オーテック ―大橋様は商品先物取引業でお仕事をなさってどれぐらいの歳月がたつのでしょうか。また、これまでの業界との関わりで、思い出深いことがあれば併せてお話下さい
大橋様

私は取引員の経験はありませんが、商社のトーメンにおいて1986年から貴金属のディーリング業務を担当していましたから、商品先物取引との関わりは23年目に入ります。住友商事には10年前に移籍しています。思い出深いことといえば、ディーリング業務を担当し始めたころに、様々な取引員の先輩方からチャートの見方や内部要因の考え方など、相場のイロハを教わったということですね。それに、取引員には優秀な方が多いと言う印象を持っています。

オーテック ―現在、大橋様は住商エレクトレードの代表取締役社長として、采配を振るっておられます。商品取引員とは少し違う業務内容になると思いますが、業務内容について少しお話下さい
大橋様 住商エレクトレードではプロップファームというビジネスを行っています。プロップファームという存在は、欧米では先物市場で流動性のプロバイダーとして市場活性化に貢献する役割も果たしています。当然のことですが、日本でもマーケット流動性拡大のためにはプロップハウスが益々重要な役割を担っていくと考え、今から3年前に住商エレクトレードを設立しました。現在行っているのは経験者を中心とした自己取引と、電子取引に特化したアルゴリズム取引の二つのビジネスを行っています。
オーテック ―実際に商品先物市場を活用されていて、商品設計や利便性など、ご不満の点はありませんか?具体的にお願いいたします。
大橋様

二つあります。一つは、取引所毎にマッチングエンジンが異なることです。二つ目は、異なる売買手法が存在していることですね。取引所の独自性を出すのは理解できますが、これはユーザーにとっては大きな負担であるばかりではなく、海外勢等の新規参入者にとっての障壁にもなっています。日本の商品市場再生のためには、取引所間の壁を越えて、共通のシステムを導入するよう是非とも改善して頂きたいと思っています。

 

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