いよいよ第一商品株式会社 鈴木伸一専務取締役様のご登壇も今回が最後になりました。三ヶ月間の長きに渡り誠にありがとうございました。さて、最終回の今回は、業界の現状と将来ついてお聞きしています。鈴木専務様が強くお話されているのは、業界挙げての啓蒙です。そして社会的な信用、信頼を勝ち取らなければならないとのことでございます。ご期待下さい。 |
| オーテック |
―商品先物取引業界は厳しい状況が続いています。業界の発展するための施策はどのようなものがあるのでしょうか。 |
| 鈴木様 |
現状における業界の最大の問題・危機は流動性の枯渇です。行為規制の強化によって外務員数が激減し、外務員活動による商品先物取引の理解の運動が非常に困難になっていますので、それに代わる施策を業界が一つになって、知恵を出し合って、活動していかなければならないと思います。
要するに商品先物取引の理解がされていないことが大きな問題です。商品先物取引の社会的意義や機能及び仕組の理解、利用・活用の仕方の啓蒙を図ることが今は最も必要だと思います。即効性を求めた場当たり的な施策、例えば売買単位を引き下げなどではなく、信用を得られるように、日々啓蒙やサービスを積み重ねていくことが重要です。そうすることで、社会の信頼が得られ、社会的存在も高まっていくと思います。 |
| オーテック |
―10年後の業界はどのようになっているとお考えですか。
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鈴木様 |
現在の危機・大混乱期において業界の見通しは困難で、1年後の不招請勧誘禁止の導入など、どのようになるかは予測不可能ですが、将来への目的や展望を確り持って、業界ぐるみの振興活動を積み重ね、業界が一丸となってトンネルをぶち破れば、明るい未来がやってくるものと信じております。
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| オーテック |
―オーテックのホームページは多くの方がご覧になっています。第一商品様のアピールをお願いいたします
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| 鈴木様 |
それでは、IR担当の立場でアピールさせていただきたいと思います。
当社は昨年の世界金融危機の影響や国内商品先物市場の流動性の減少などから今年の第2四半期まで業績が低迷しました。その回復のため、支店の統廃合など経費節減に努力してきましたが、広告宣伝費と顧客サービス関係費だけは逆に増加させています。現在、テレビCMについては当社の営業拠点がカバーできるエリアまで放映局を拡大させ、さらにCMの露出回数も大幅に増加させています。秋口からの金価格の高騰を背景にPR効果が至る所に現れてきている状況です。金地金の売買量の増加やセミナーをはじめとする情報サービスの利用者の拡大につながっています。
また、金価格の値上がりによって、当社で金地金を購入されたほとんどの方は大きな利益になっており、これがサービスの利用者(潜在顧客)の増大と併せて、当社の強みになっています。このような現象が金を中心に商品先物取引に相乗効果をもたらし、業績回復への手応えが出てきております。
株式投資家へのアピールとして、業績の向上に努力していき、それに見合った配当を安定的に続けることで株主に還元してまいります。自己株買いの継続やIR活動にも積極的に取り組んでいく計画です。
「金の第一商品」「情報サービスの第一商品」を全国津々浦々まで知ってもらえるよう今後もPRを積極的に展開し、信用とサービスを軸にして、社会に一層役立つ企業として全社一丸となって努力を重ねてまいります。 |