【第41回-2】
株式会社マネースクウェア・ジャパン
代表取締役 山本久敏 様
今回は、株式会社マネースクウェア・ジャパン代表取締役社長山本久敏様に、株式会社マネースクウェア・ジャパンの立ち上げに至るまでのお話をしていただきます。立ち上げに際しては、前職で一緒に働いてきた仲間の熱い思いもあったようです。ご期待下さい。 |
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| オーテック | ―株式会社マネースクウェア・ジャパンの立ち上げについてお聞かせください。 |
| 山本様 | 私は、FX事業をさらに発展させるためにトレイダーズ証券株式会社(以下、「トレイダーズ証券」。現・トレイダーズホールディングス株式会社)を立ち上げ、初代社長として3年間経営に携わりました。トレイダーズ証券は、お客様にわかりやすい商品を提供していくということを念頭に、マクロ商品(日経平均先物、日経指数オプション、FXなど)に特化したビジネスモデルを構築いたしました。 なぜ、マクロ商品に特化したビジネスモデルにしたかというと、インデックスや為替レートなどは、毎日何かしらニュースで取り上げられており、情報量が豊富です。それに比べて個別現物株は、個人投資家が入手できる各上場会社の情報は限られ、ましてや情報を入手したとしてもインサイダー取引などにも注意しなければなりません。わかりやすさの観点から考えると、マクロ商品の方がお客様にとっては運用しやすいのではないか?そう考えたからです。 その後、我々のビジネスモデルは見事に多くのお客様の支持を得て、創業3年目に通期の黒字化を達成いたしました。しかし、収益が上がっていた反面、マクロ商品に特化しているとはいえ、証券会社はというものは、社内体制や膨大なシステム投資などを含む会社自体を維持していくコストが高く、利益率にどうしても課題が残るビジネスモデルであったことは否めませんでした。 また、FX取引は24時間取引可能で期限のない取引ですが、日経平均先物や日経指数オプションなどは、当時、現在行われているような夜間取引などもなく取引時間が制限されている上、しかも期限のある取引であるため、お客様があまり儲けることができず、私自身、心のどこかで、FX取引に特化した会社である方が、お客様にとっても会社にとってもベストなビジネスモデルを構築できるのではないか?と、考えておりました。 また、新たに金融ベンチャーとしてスタートさせることに2つのメリットがあったことも設立に向けての大きな要因になりました。一つは、新しい金融商品を作り出すことによって、今まで取扱ってきた従来の商品をお客様に提供しづらくなる、あるいは取扱っている他の金融商品が埋もれてしまって駄目になると言う可能性がない、つまり、しがらみがないということです。 もう一つは、当然、また1からスタートするベンチャー企業ですから、大企業と比べて企業コストそのものが比較的かかりにくい体質に構築することが可能であり、お客様にとって本当にプラスになるような金融商品を開発すれば、会社は十分利益を生み出すことが可能であるということです。 そこで、FXに特化した資産運用をお客様に提供できるビジネスモデルを構築、実現するために、2002年10月、ついに株式会社マネースクウェア・ジャパン(以下、「当社」。次号以降も同様)を設立いたしました。設立と同時に、当社は「挑戦と規律」を企業理念として掲げました。お客様に喜んでいただきながら会社も成長する、そんな企業作りを目指すための「挑戦」と、金融機関としての高いモラルを持って取り組んでいくための「規律」という言葉に、それぞれ思いを込めて掲げました。 その後、前職や以前の職場などで私と一緒に仕事を通じて喜怒哀楽を共にしてきた仲間達が次々と当社に参画してくれるようになり、私の思い、それから彼らの熱い思いを具現化するため、そして、最終的にはお客様にお喜びいただける会社にするため、また、ゼロからFX事業を立ち上げに奔走いたしました。ただ、FXというものが日本で始まってから約3~4年、徐々にFXというものが世に浸透してきたこともあり、それまでとは違った苦労が待ち構えているのでした。 |
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