経営リスクへの備え

オーテック株式会社による業界展望等。

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経営リスクへの備え

 企業経営を行う上では様々なリスクが存在します。経営上の様々なリスクを回避できる手段を備えていれば、企業が行うことは営業推進のみになりますが、多様化・グローバル化する今日においては時間が経過すればするほどリスクも変化していきますから、なかなか容易ではありません。

 今日、考えられる商品先物取引業界のリスクをあげてみましょう。
  ・ 法律等、諸制度の変化
  ・ 市場規模の縮小
  ・ 手数料自由化による手数料単価の減額
  ・ 金融商品の多様化
  ・ 総合取引所の開設(異業種や海外勢の動向・競争)
  ・ 商品先物取引に対する国民のイメージ
  ・ 取引コストの増加
  ・ 営業社員の減少

 企業経営は最高意思決定者による最終判断で維持されます。その意思決定者が自分で情報を収集し、それらの分析を行い、意思を決定することはありえません。全て、補佐する機関が必要な情報を集めて分析し、それを意思決定者に伝えて決断がなされていきます。当然、そこには様々なリスクを回避する手段が求められますし、将来の変化も加味することが重要となります。

 意思決定者に届く情報は、意思決定に相応しい、そして十分なものなのでしょうか。
もし、どちらかに偏りすぎた情報が渡ったとすれば、情報が不足していたとすれば、正しい情報ではないとすれば、将来に対する予測が間違えていたとすれば・・・、その企業の将来は取り返しのつかないことになってしまいます。

 先ずは情報収集にITを活用すべきだと考えます。これまでのIT活用の歴史は、業務処理の効率化のためでした。しかし、これからのITの活用は経営支援であり営業支援であると考えます。ITには財務情報がふんだんに蓄積されていますし、顧客情報や営業支援情報も数多くあります。また、情報収集の方法によっては、その時々の変化に応じた経営情報も収集されているはずです。

 幾つかの経営リスクを先に示しました。これらのリスク要因を出来るだけ軽減することが経営だと考えられます。中にはITでは処理しきれないものもあるとお考えになるかもしれませんが、実は全てITを活用することで解決できるのです。

 先ずは収集されている情報の整理から始めて欲しいと思います。そして、それらを正しく分析するために、現在のリスクを拾い上げて頂きたいと思います。そうすれば、後はITを活用して意思決定者が判断しやすいように加工するだけです。非常に変化が激しい時代は、経営リスクへの備えが重要になります。是非、経営判断にITを取り入れることを検討して頂きたいと思います。