企業の行動はコスト削減からサービスの向上にシフト
金融不況による景気後退は改善が進みつつあります。企業業績にも徐々に明るさが見られており、株式市場も最悪期を脱した感じが致します。しかし、人々の生活改善までは行き届かず、買い控えが続いているのも事実です。また、政治的な不安定さが残っており、将来の生活に不安を感じている人も多くいます。
さて、日本の企業はバブル以降、様々な改革に着手してまいりました。生産コストの圧縮は勿論のこと、在庫調整や生産工程の見直し等、生産行動のプロセス全体の見直しは、もはや日本企業が得意とするところです。加えて、環境対策や省エネ対策などの新たな問題も加わっていますが、日本の技術をもってすれば目標達成は問題なくクリアするものと考えます。
ところで、大手経済研究所が東京証券取引所一部上場で連結従業員の多い企業100社に対して、「間接業務に関する簡易アンケート調査」を実施しました。調査の目的は大きく分けて2種類で、その内容は次の通りです。
・間接業務の担い手は誰か。
・間接業務の課題は何か。
調査結果の概要は次の通りです。
・間接業務を全て本社のみで行っている企業は全体の約1割で、9割は間接業務
子会社か外部へのアウトソーシングを行っている。
・間接業務の中で企画業務は本社管轄が89%と圧倒的に高い。 オフィスサービス、
ファシリティサービス、IT関係などの専門知識が必要とされる分野はアウトソーシング
が多く見られた。
・アウトソーシングをしている内容を業務別に見ると、情報処理、物流、福利厚生、
給与・賞与計算、通信関係、株式管理、教育、人材開発などが多い。
・アウトソーシング活用の目的は、コスト削減、業務効率の向上、コア業務への
リソースの集中、専門知識・スキルの活用、業務品質の向上がトップに名を
連ねている。
・間接業務の課題としては、業務効率の改善、業見品質の向上、コストの削減が
トップ3となり、間接部門のスリム化、間接業務要因のスキル向上等が続いている。
これらの内容を精査していきますと、非常に興味深い現象が出ているとのことです。その間接業務の改善に関するテーマは、コストダウンからサービスの質の向上へシフトしているとのことです。具体的にお示しします。
1、既に間接業務のコスト削減はかなりのレベルで実現している。
2、現在はコスト削減から業務品質の向上、業務処理スピードの向上に重点を
移しつつある。
3、今後は、人材の育成・活用・配置という視点も付加して最高の生産性を実現する。
オーテックはこれまで専門的業務知識を有し、それに付加価値をつけてサービスを提供することを最優先に取り組んでまいりました。オーテックの考えと企業が求めるアウトソーシングの像は完全に一致しており、これまでの方針に間違いがなかったことを確認できました。今後も、ユーザー様と共に歩んでまいりたいと考えています。

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