ライフスタイルの変化と投資

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ライフスタイルの変化と投資

   社会インフラの変化はライフスタイルにも変化を及ぼしています。現代の生活は24時間化し、特に都会は一日中人間が動き回っており、24時間通して開いているお店も多くあります。「眠らない街」という言葉も普段から耳にする言葉であり、人々の生活が様変わりしていることを印象付けます。

   もう一つの大きな社会変化は少子高齢化です。お年寄りを支えていたお金を持った団塊の世代の人達が社会から巣立ち、段々支えられる側になってきています。まだまだ健康なそういう人達は、旅行やスポーツのほか、インターネットの普及で時間を忘れて生活をエンジョイしています。しかし、彼等は社会保障制度の先行きに不安を持っており、より豊かな生活を求めて余剰資金を積極的に投資に回し始めています。

   一方、若者の意識の中に保守化が進んでいるという指摘もあります。ある若者向けのアンケートでは「会社に居続ける」と考えている人は2000年には20%しかなかったものが、2009年には55%に増えてきているそうです。これはチャレンジしようとする意識が希薄になり、生活の安定を企業に依存する構図がみてとれます。

   また、ここ10年で「男性は外で働き、女性は家庭を守る」という若い女性の考え方も急速に伸びているようです。しかし、一方では未婚化も進んでおり、20歳代では約1/4の人達が一生結婚しないと答えているそうです。さらに非正規雇用が進んでいるのも現代を象徴している事象の一つです。

   ライフスタイルに変化をもたらす要因は数多くありますが、それらをキーワードで表わしますと次のことがあげられます。

       ・ 少子高齢化
       ・ 社会保障制度の崩壊
       ・ グローバリゼーション
       ・ 生活の24時間化
       ・ 高度情報化
       ・ 選択肢の多様化

   これらのキーワードは不思議と投資の世界の変化にそっくりです。これらのキーワードを紐解けば、投資仲介業者の将来は明るいものになるのではないでしょうか。

       ・ 少子高齢化=元気でお金を持っている段階の世代を含めてさらに年長者の
          世代が投資適格者。
       ・ 社会保障制度の崩壊=逆ピラミッド型の人口構成では若者に余裕が無い。
       ・ グローバリゼーション=刻々と変化する情報を瞬時に判断する能力が要求
          される。情報を取捨選択する能力が必須。
       ・ 生活の24時間化=取引の24時間化。
       ・ 高度情報化=スピードが要求されるインターネット取引。
       ・ 選択肢の多様化=サービスの質とコストは投資家が選択する。

   投資仲介業者には社会の変化とライフスタイルの変化を分析することが求められると思います。