株式先物の個人投資家シェア高まる

オーテック株式会社による業界トピックス。

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株式先物の個人投資家シェア高まる

   大阪証券取引所の日経平均先物取引の個人投資家シェアが飛躍的に高まっており、その存在感を十分に示しています。大阪証券取引所の発表によりますと2006年度の個人の取引高は435万枚で前年比2.3倍に増加しています。総約定金額も75兆円程度と推測され、委託取引に占める個人投資家のシェアは前年の9.4%から17.6%に上昇しているとの事です。
    弊社のホームページに登場していただいている大阪証券取引所の市場企画本部 マーケティンググループのグループリーダー松尾様によりますと、昨年からの傾向は今年になって更に加速しているとのことです。特に今年3月には一日で20万枚に達する日もありましたが、現在もそのペースは衰えていないとのことです。
    そこでODKISでは、株式先物取引が個人に受け入れられている理由を検証してみました。そこには商品先物取引業界でも参考にすべきことがたくさんありました。商品先物取引業界にも参考になると思いますので記したいと思います。

1.手数料が安い

手数料は各社により違いますが、概ね500円~2000円程度。総約定金額1700万円程度に対して(手数料1000円と仮定して)0.00006%です。商品先物取引金の場合は総約定金額260万円程度に対して(手数料を3000円と仮定して)0.0012%となっています。

2.ミニ日経225先物の登場

昨年7月に上場されました。損益は100円動いて1万円ですから、小口の個人投資家が現物取引のヘッジとして活用しています。そして、ミニで育った投資家が本来の日経平均先物取引へ育って行っているとのことです。

3.ストップのつきにくい商品設計
 

日経平均先物取引の現在の価格帯でのストップ幅は1500円程度です。商品先物取引の場合は値幅制限幅が小さく、ストップ高安がよくつきます。ストップがつくと、投資家は市場から逃げるに逃げれない状況になり、思わぬ損失を被ることがありますが、日経平均先物取引は制限値幅に達することが殆どなく、投資家は安心して取引ができます。

4.投資家保護を意識した証拠金制度
 

リスクに応じた証拠金制度(スパン証拠金制度)が採用しており、追証の頻度は少なく、足になることは余程のことがない限りありません。

5.取引所によるマーケティング活動
 

大阪証券取引所は東京支社にマーケティング部門を設立し、投資家と直接接しながら商品設計の見直しや投資家ニーズを吸収しています。取引所が顧客データを把握することも必要と考えており、海外型の取引所運営を目指しています。