新興市場の株価が冴えない理由
ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスなど、新興市場の株価が冴えない動きを続けており、世界で日本の株価だけが取り残されている要因にもなっています。
株価が高くなる理由は様々な要因が考えられます。それらを幾つかあげてみましょう。
| ・ | 業績が好調。 |
| ・ | 企業規模が大きい。 |
| ・ | 財務基盤が確りしている。 |
| ・ | 新商品が次々に開発される。 |
| ・ | 経営が透明である。 |
| ・ | 経営計画が確りしている。 |
| ・ | 株主優待や配当など、投資家に有利な経営を行なっている。 |
| ・ | 給与水準が高い。 |
これらの要因を満たさない企業の株価が安いと言うことになりますが、問題はこれらを満たすことができない原因がどこにあるかと言うことです。
企業として歴史があれば、それだけで信用なり信頼というものが生まれます。しかし、新興企業は歴史がありませんから、上場したからといって社会からの認知を受けたというのは早計ではないでしょうか。上場が果たせたのは企業努力もそれなりにありますが、引き受け証券会社の努力や取引先の協力があったからこそだと考えます。新興市場への上場は、いわば、認知予備軍に位置付けられただけと考えたほうが良いのでしょう。
特に新興市場のライブドアショック以降の株価は、日本の代表的な株価指数である日経平均が上昇しても追随することは少なく、最近は連日の安値追いといっても過言ではありません。新興市場の決算発表を見ますと、新規上場してまもなく下方修正があったり、次期の決算予測を当期と比べて大幅に悪化させるなど、上場に際して相当無理をしているように感じます。
このような決算予測は経営の計画性が乏しいとか、経営の不透明さを露呈していると考えられるほか、投資家無視の行動と取られてしまうのです。要は上場企業が投資家に信頼を得ていない証であり、株価がその信頼性に疑問を持っているということになります。
少し視点を変えて株価をみてみましょう。給与水準が高い会社は株価が高いと言われています。これは給与水準が高い会社は良い人材が集まるばかりではなく、収益性が高い企業、財務基盤が高い企業、経営に計画性がある企業として評価されるからです。株式投資を行なう際に、給与水準を参考にするのも一つの方法かもしれません。

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