花粉症のメカニズム

オーテック株式会社による業界トピックス。

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花粉症のメカニズム

   いよいよ花粉症の季節がやってまいりました。目が真っ赤に充血し常に涙目になってしまう人、鼻から花粉が入り込み鼻をズルズルさせている人、くしゃみを連発している人など、様々な症状が出て、花粉症の人でなければ分からない苦しみを味わいます。人によっては皮膚に痒みを起こしたり、熱が出たり下痢の症状を伴う人も・・・。しかも、花粉が飛散している約2ヶ月間続きますから、これから暫くは大変な時期です。
   さて、花粉症は日本人の4~5人に一人の割合で発症しているようです。そして、花粉症を引き起こす植物は50種類を超えるということですし、また植物の花粉は常に同じ季節に飛ぶわけではありませんから、春が過ぎても花粉症で悩む人は存在します。
   花粉症を引き起こす植物はスギやヒノキが有名ですが、他にはカモガヤ、シラカバ、ハンノキ、イネ科の植物などがあります。さらには、全員が全ての植物に発症するわけではありません(ヒノキに弱い人、スギに弱い人、シラカバに弱い人など様々です)。もちろん、植物が群生する場所は違うわけ(シラカバは暑い地方にはない)ですから、地域性、季節性があるということになります。
   花粉症は植物の花粉が原因となってくしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。別名では季節性アレルギー性鼻炎とも言います。困ったことに、昨年まで何とも無かった人が「今年から突然に・・・」ということもあります。
   花粉症の発症メカニズムは次のようになります。  

   
(1) 花粉というアレルゲン(異物)が口や鼻から進入する。
(2) 私たちの身体がそれを受け入れるか否か考える。
(3) 排除する場合には、これに反応する物質「ige抗体」を作ります。(花粉症の人)
(4) 排除しない場合は、身体は何も反応せず通常の生活が営めます。
(5) 花粉症になった人は、再び花粉が体内に入り込むと鼻の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と新しく出来た抗体が結合します。
(6) 肥満細胞から化学物質のヒスタミンなどが分泌され、花粉を出来るだけ体外に放り出そうとします。
(7) その結果が、花粉をくしゃみで吹き飛ばす、花粉を鼻水で洗い流す、鼻づまりで身体の中に入れないようにする等の働きを行います。これが花粉症です。


   防御にはマスクや花粉防御メガネ、飲み薬、注射、目薬などがありますが、完全に花粉の侵入を防ぐのは難しいようです。従って、室内に入るときは服の花粉を落としたり、うがいや手洗いをこまめにすることが重要のようです。