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北京オリンピックが終わって

  

 4年毎のスポーツの祭典「オリンピック北京大会」が8月24日に閉幕しました。日本は金メダル9個、銀メダル6個、銅メダル10個を獲得。メダル数は大方の予想の範囲の中で、日の丸を胸に選手は力を尽くして下さったと思います。

 皆様は期間中にテレビでの応援が多かったと思いますが、試合が夜遅いものもあった上に、VTRが深夜に及んだものもあったことから、期間中は寝不足の方も多かったのではないでしょうか。また、高校野球のクライマックスと重なった時期もあり、テレビに釘付けで仕事どころではなかった人もいるかもしれません。お疲れ様でした。

 さて、今回の北京オリンピックは、皆様に様々な感慨を残したものと思います。先ず一つは水泳の北島康介選手をはじめとして、9個の金メダルのうち7個が連覇であったということです。若い人達の台頭もあったのですが、世界で戦うには実力もさることながら経験がものをいうということでしょうか。ただ、裏を返せばこの4年間で大きな成長はなかったということです。選手の強化・育成に課題が残った大会でもありました。

 二つ目は星野ジャパンが象徴する団体球技のあり方です。選手が主役なのか監督が主役なのか・・・。結果的に選手が主役の女子ソフトボールが金メダルを獲得し、星野ジャパンは決勝トーナメントを含めて負け越す惨敗でした。他にも監督の冠がついたバレーボールや男子サッカーは惨敗したものの、監督名がつかない女子サッカー「なでしこジャパン」は戦前の予想を覆し、決勝トーナメントに進出する活躍でした。それぞれ期待が大きかっただけに、「何かおかしいぞ」と思った方は多いのではないでしょうか。

 星野ジャパンについては後日談もありました。星野ジャパン一行は選手村には入らずホテル住まいだったとか・・・。他にはマラソンチームがホテル住まいだったようですが、調整を失敗して出られない選手もいたうえに、結果も惨敗でした。何のために特別待遇になったのか知れませんが、“おごり”“昂ぶり”も敗因の一つではないでしょうか・・・。

 女子のシンクロの結果も波紋を投げかけました。前のオリンピックまで日本のコーチをしていた井村雅代さんが中国に迎え入れられましたが、北京オリンピックでは見事にメダルを獲得。それまで常連であった日本は5位に後退してしまいました。選手を育成するには監督・コーチの指導力が差に出るとまざまざと見せ付けられてしまいました。

   さて、次のロンドン大会までこれから4年の歳月が流れます。専門家は今回の結果を分析し、次の大会に備えると思うのですが・・・。今回躍進した中国やジャマイカはジュニア時代から国が選手育成をしているようですし、他の国ではメダル獲得者には徴兵免除や大金が支払われる等の特点もあるようです。ハングリーさに欠ける日本は次の大会でどのような結果を出すのでしょうか。期待半々、不安半々です。頑張れニッポン!!!