リーマン・ブラザーズ

オーテック株式会社による業界トピックス。

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リーマン・ブラザーズ

 米国4位の証券会社リーマン・ブラザーズは9月15日、ニューヨーク州の破産裁判所に米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(はたん)しました。負債総額は6130億ドル(約63兆7500億円)で、米国史上最大の倒産となりました。

リーマン・ブラザーズとは (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 アメリカのニューヨークに本社を置く大手投資銀行及び証券会社である。ドイツから来たユダヤ系移民、ヘンリー、エマニュエル、マイヤーのリーマン兄弟によって1850年に創立された。
 1844年、23歳のヘンリー・リーマンはバイエルン王国のリンパーの町からアメリカに移民し、アラバマ州モンゴメリーで日用品店「H.リーマン商店」を開いた。弟のエマニュエルとメイヤーが相次ぎ移民して来たために、1850年に店名をリーマン兄弟商会(リーマン・ブラザーズ)に変更する。当時、アメリカ合衆国南部では綿花生産が盛んで、兄弟は客から支払いで現金の代わりに綿花の現物を受け入れたことをきっかけに、綿花取引に経営の重点を移し、当時綿花取引の中心となりつつあったニューヨークにも事務所を構えた。
 1887年にはニューヨーク証券取引所の会員になる。1899年には、同社初となる社債の引き受け(International Steam Pump Company)を行った。創業者エマニュエルの息子で2代目社長のフィリップは、ゴールドマンサックス(GS)との提携を進め、GSとともに20年間で100社以上の社債を引き受けた。後略-

 リーマン・ブラザーズは米欧の金融機関との間で身売りや出資受け入れなどの交渉を続けたがまとまらず、自力再建を断念したものとみられます。同社は世界30カ国に拠点を持ち、従業員は計約2万9千人といわれています。規模は全米第4位の証券会社。今年3~5月期決算で上場以来、初めての当期赤字に転落し、6~8月期決算でも2四半期連続の赤字になる見込みだと今月10日に発表していました。サブプライム関連の損失を計上してきましたが、さらに損失が出る恐れのある不動産関連の資産を多く保有していたため、株価急落が続いていました。

 同社の実質的な破綻を受けて、世界の株式市場は9・11以来の大暴落に見舞われ、同時にドルが急落し、世界の経済界を震撼させました。他には、大手保険会社A・Ⅰ・Gの破綻も懸念されましたが、FRBが日本円にして9兆円の支援策を発表し、全米発の金融恐慌はひとまず回避された格好です。しかし、サブプライムローン問題は随所に火種を残しており、第2のリーマンが出ないとも限らない状況になっています。