委託者教育を本格的に始めませんか

オーテック株式会社による業界トピックス。

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委託者教育を本格的に始めませんか?

   2月16日の日経新聞朝刊に「株価低迷、含み損どうする?」というタイトルで、投資家の損益の現状と心理を表す内容が掲載されておりました。日経平均株価は一昨年7月の18300円をピークに、多少の戻りがあったものの、一貫して下げ続けており7000円が視野に入ってまいりました。
材料としてはサブプライム問題以降の世界同時不況があります。また、連れて為替市場でのドル安(円高)が、輸出型産業構造の日本企業の業績悪化に拍車をかけており、出口が見当たらないといったところです。

 この記事を記している2月23日現在の日経平均株価は、ピークからおよそ11000円下げの7200円台にあり、6割もの大きな下げになっています。日経新聞の特集記事によると、含み益を持っている人はわずか5%。創業時からの株主か、たまたま内需関連の好業績の株式を保有しているのだと思われます。ただ、含み益を持っている人もピーク時に比べれば含み益が大きくへ込んでいるのではないでしょうか。

含み損を抱えている人はどれぐらいのマイナスになっているのでしょうか。
・ 1割程度=7%
・ 2割程度=9%
・ 3割程度=18%
・ 4割程度=25%
・ 半値以下=36%

これは驚くべき数字です。また、含み損を抱えている人の79%がそのまま保有し続けると考えています。残りは株価の動向次第と考えているようですが、さらに下落した場合にはさらに保有派が増えていくのではないかと推察されます。

大きな含み損を抱えて保有し続ける理由の大半は次の通りです。
・ 相場の上昇を待つ
・ 価格が下がりすぎて売るに売れない
・ インカムゲインを得るため

もう一つ、興味深い設問がありました。
「株式投資をする際に一定割合の価格変動で売買する自主ルールを定めている」という設問です。この回答は次の通りです。
・ 全く定めていない=62%
・ 一定以上の価格変動で利益確定、損切りとも自主ルールを定めている=9%
・ 損切りのルールだけを定めている=7%
・ 利益確定のルールだけを定めている=19%

 この回答だけを見ると投資の心構えが出来ていないことがわかります。そして、大きな含み損を抱えている今日では、精神的にも大きな負担になっており「そのまま保有する」になっているものと思われます。

 商品取引員の皆様にもこの現状を知って頂きたいと思います。商品先物の場合は、追証制度がありますし、価格変動率もさらに大きな取引ですから、クレームが発生するのも道理。委託者教育を本格的に始めてみませんか?