コンピュータ処理の変遷

オーテック株式会社による業界トピックス。

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商品ETF残高急増

 

 ETF(上場投資信託)とは証券取引所で取引される投資信託のことで、日本ではETF(Exchange-Traded Fund(取引所で取引される投資信託))という言葉がよく用いられています。上場投信とも言われています。
 
 ETFは指数連動型上場投資信託と、それ以外のものに分けることができますが、ここでいうETFは指数連動型上場投資信託のことで、その価格がトピックスやSP500指数などの株式指数、商品価格、商品指数などの指数(インデックス)に連動するようにつくられ、上場されている投資信託のことです。証券取引所に上場している株式や債券と同様に取引できます。
 
 日本では、1995年に全国の証券取引所に日経300株価指数連動型上場投資信託が日本国内で初めて上場されました。2009年4月現在、日経平均株価やトピックスといった株式指数に連動する株価指数連動型の上場投資信託が主に取引されています。また、金価格に連動する金価格連動ETFなどもあります。この商品価格や商品指数に連動するETFを商品ETFといいます。
 
 昨年のサブプライムローンに端を発した金融・経済危機を背景に、貴金属や石油製品などの商品現物に投資する商品ETFへの資金流入が加速しているようです。投資家が資金を株式や新興国などの高リスク市場から引き揚げ、安全資産と見なした金などに移しているのが主な要因のようで、流入資金の額は1年半で2.7倍になったと4月1日の日経新聞は報じています。
 
 一部には、世界的な金融危機による逃避先として円に流れていた資金は、今では金などの商品市場に流れているとも指摘しています。これは各国の景気回復のための財政出動がいずれはインフレへと向かうことを先取りした動きとも言われています。いわば、インフレヘッジが始まっているということでしょう。
 
 資金流入の中心は金を投資対象とする金ETFのようです。英運用会社のETFセキュリティーズでは、金ETFの運用資産が昨年末で48億ドルと1年間で55%増。ニューヨーク証券取引所などに上場する主力の金ETF「SPDRゴールド・シェア」の金保有量は今年に入ってから3月中旬までに3割強増え、既にスイスによる金保有量を上回っていると伝えています。
 
 商品ETFは現物が裏づけとなるため、金融機関の破綻リスクなどを回避できるうえ、市場で取引されるため売買相手のリスクを考慮せずに済むことなども利点とされ、個人投資家や年金基金の購入も増えているようです。このことを受けて、欧米では「商品市況から目が離せない」と言われているようですが・・・。>>「トピックス」目次に戻る