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オーテック株式会社による業界トピックス。

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大手証券 原油先物ファンドを販売

 

 証券大手の大和証券は、平成20年の法令等の改正により、投資信託の主たる投資対象(特定資産)として、商品現物、商品先物取引等に係る権利が追加されたことから、「WTI原油先物ファンド」を開発し、今年の6月から販売を開始しました。
 
  同ファンドは商品先物取引に直接投資を行なう日本で初めての国内籍投資信託で、ロングポジション、ショートポジション、マネーポジションで構成されており、その乗り換えが可能で注目されています。

 WTI原油現物価格は、2008年7月に最高値(150ドル/1バーレル)をつけた後、大幅に30ドル近辺まで急落調整しました。国内ではガソリンや灯油の価格が乱高下し、国民生活に多大な影響を与えたことは記憶に新しいことです。投資家のニーズは相当高いのではないかと推察します。

 今回発売された原油先物ファンドの申し込み要綱は次のようになります。

 ・当初申し込み期間:平成21年6月15日から平成21年6月31日
 ・継続申込期間:平成21年7月1日以降
 ・信託期間:平成21年7月1日から平成26年6月25日までの5年間
 ・10万円以上以遠単位、10万口以上1口単位
 ・買い付け価格:申し込み受付日の翌営業日の基準価格(当初1万口=1万円)
 ・決算日:毎月25日

 これまで、商品ETFは国内でも証券取引所で取引されていますし、商品CFDも証券会社を中心に広がりを見せています。しかし、投資信託型の商品投資は行われておらず、今回がはじめての試みになります。

 商品先物市場では2005年の法律改正以降、勧誘規制等の強化により売買高は落ち込み、同時に市場規模も縮小を余儀なくされています。このような状況の中で、ETFやCFDの他に、投資信託型の商品ファンドが販売されますと、ますます商品先物市場への投資家の流入が制限されるのではないかと危惧いたします。

 今般の法律改正では、海外商品先物取引に門戸が開かれるほか、店頭取引やオプション取引も大幅に取引が緩和されます。商品取引員様におかれましては、既存の国内商品取引の一層の充実を図るほか、新たな取引形態への取組も必要になるのではないかと考えます。また、委託者のリスクをさらに軽減するために、ポートフォリオ管理を充実させる必要もあると考えています。


 

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