民主党と自民党の違い
先の総選挙で野党民主党が勝利し、与党自民党を政権の座から引きおろしました。我々国民にとっては、生活する上で政権与党の政策は非常に重要です。今回の民主党圧勝の背景には、アメリカの民主党オバマ大統領の選挙スローガン“チェンジ”が、日本の民主党にもムード的に味方した部分もあると思います。
何はともあれ民主党を中心にした政治が4年間続くわけですから、その政策の内容と実行力、進捗状況をチェックするのは選んだ我々国民の義務だと思います。生活向上のためにも政権与党の動向には注目して欲しいと思います。
さて、民主党政権と自民党政権は何が違うのでしょうか。共に連立を組んでいますので、ここでは主力政党である民主党と自民党の違いについて述べたいと思います。
中心議員の顔ぶれを見てみますと、共に同じ穴の狢です。殆どの顔ぶれが元は自民党議員でした。党名も正式には民主党と自由民主党で、両方とも民主党という言葉が入っています。それでは何が違うのでしょうか。
簡単に言えば、私見ですが民主党は国民=消費者生活を中心に政治を行い、自民党政治は日本経済の発展を中心に供給者側にたった政治をすることです。憲法9条問題や外交問題で相容れない政策を持つ社民党が連立を組むのもこの辺にありそうです。
ほかには官僚政治か政治家政治というのがあります。自民党は官僚任せの政治を行ってきましたが、民主党は国会議員が官僚を使うと言っています。自民党は国会答弁も官僚に原稿まで準備させていましたし、事務次官会議で決まったことが政策に反映されていたと思います。しかし、民主党は国会答弁を官僚に頼らず大臣自らの考えで答弁するとしていますし、123年続いた事務次官会議も廃止しました。ここでの大きな違いは「脱・官僚依存」か「官僚依存」と言ったところでしょうか。
もう一つの相違点は利害関係です。前述したように、自民党は供給者側の論理に立った政策をしていましたが、民主党は労働組合等労働者側に立った政治を目指しています。そこで、問題になるのは利害関係であり政・官・民の癒着です。自民党議員には○○族として族議員が多くいました。しかし、民主党議員は国民目線を重要視しているので、今のところ族議員はいないようですが・・・。業界と族議員の間には利害関係が存在するのは当然です。それが結果的に癒着政治といわれた所以でした。
業界団体が自民党には多額の政治献金をしているようですが、民主党は個人献金重視で政治資金を集めようとしています。政治にお金がかかるのも問題ですが、集金能力で党内の序列が決まるのも問題。また使途についても透明性が図られるべきで、こちらは両方とも問題がありそうです。

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