商品ETF(上場投資信託)とは

オーテック株式会社による業界トピックス。

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商品ETF(上場投資信託)とは

 最近ETFと言う言葉をよく聞きます。前回の業界ニュースでも「国内貴金属連動型のETF初お目見え」として取り上げました。

 それではETFってどんな取引なのでしょうか。インターネットで検索しますと色々と出ていますが、今日は商品ETFとして考えてみたいと思います。
  E=Exchange(取引所)
  T=Traded(取引)
  F=Fund(投資信託)
従って、取引所で取引する投資信託と訳すことができます。しかし、今回は頭に商品がついていますから、「取引所で取引する商品の投資信託」と言うことになります。しかし、商品取引所では実物しか取引が出来ませんから、投資信託を売買することが出来ません。そこで、投資信託を売買できる証券取引所が商品の投資信託を上場することになりました。ですから、正確には「証券取引所で取引する商品の投資信託」と言うことになります。

 商品ETFは商品現物の日々の相場をもとにしたETFで、受益証券発行信託の受益証券の一種です。受益証券発行信託の受益証券とは、譲渡可能な信託契約の受益権を表象する受益証券として金融商品取引法および信託法に定められる有価証券であり、受益証券発行信託の受益証券の設定・解約方法、分配金、権利処理等については、銘柄毎の信託契約内容により取扱いが異なります。そのため商品ETFはETFという名称を用いるものの、従来のETFとは異なり、現行投信法上の「投資信託」にはあたりません。

 また、商品ETFは特定(今回上場されたのもはの金と白金)の商品価格に連動することを目的として該当する特定商品を直接信託財産に組み入れ、その受益権に基づき発行される有価証券です。組成発行が国内か国外かにより「内国商品ETF」、「外国商品ETF」に分類されますが、日本では初めてお目見えしたので「国内貴金属連動型のETF初お目見え」として説明をしています。
 
 2月15日から大阪証券取引所で取引がスタートした金と白金に投資するETFは、東京工業品取引所が商品市場活性化のため証券市場との連携に向けた取り組みの一環として、大阪証券取引所と連携して上場されました。

 金はみずほ投信投資顧問が「国内金先物価格連動型上場投信」を、白金は野村アセットマネジメントが「NEXT FUNDS 日経・東工取白金指数連動型上場投信」として設定しています。今回の商品ETFは国内価格に連動した円建て商品であることから、投資家にとって分かりやすいといったメリットがあります。また、機関投資家や一般投資家などが、分散投資先としてポートフォリオに組み込むことが予想され、国内商品市場の活性化にも寄与するものと思われます。