啓蒙活動:全国銀行協会の取り組み
啓蒙活動の必要性については皆様も十分に理解されていることと思います。証券界や電力業界、医療関係、交通安全対策など様々な業界で啓蒙活動を行っていますが、商品先物取引業界は少し遅れを取っているのではないかと危惧しています。
啓蒙活動は広く国民に知らしめるための活動です。従って商品先物取引の営業活動に直結はしません。しかし、商品先物取引の機能や必要性を正しく理解する人が増えれば、取引への参加者が増えるのは必然と考えます。
商品先物市場は非常に厳しい状況にあり、「今日いかに飯を食うかが重要であり、明日のことまでは手が回らない」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、啓蒙活動は業績が良い時も悪い時も継続することが重要であり、ただの1分1秒たりとも疎かにできない、非常に重要な活動です。これまで啓蒙活動を行っていなかったからこそ、厳しい現実があるのを理解し、この厳しい中でも地道に活動を行わなければなりません。
証券業界の啓蒙活動は、小学生から大人に至るまで様々な知恵を絞って行われています。夏休みには親子の経済教室が開かれるようですし、大人も勉強したいことがあればいつでも教材は揃っているようです。
さて、今回は全国銀行協会の啓蒙活動をお知らせします。
全国銀行協会も小学生向けに環境教育、経済教育に活用するための教材として
「~学ぼう! 環境と銀行のこれから~ 地球みらいプロジェクト」というDVDを作成し学校に無償配布を始めました。このDVDは小学生のみならず、大人にも活用してもらいたいとしています。
本教材のテーマは「環境問題や経済社会の仕組」「銀行の役割について」「工業生産について」を取り上げており、概要は次のようになっています。
1. 地球温暖化と環境対応車の関係を知ろう。
環境問題についての知識やイメージを与えるとともに、環境対応車の存在や意
義を紹介する。
2. 環境と銀行のつながりを知ろう。
環境対応車のバッテリーの部品開発の様子から、銀行の役割や融資とは何か
という点を紹介する。
3. 銀行の業務体験と環境への考えを知ろう。
銀行の業務体験から、会社の設立やお金の価値、そして銀行の想い・取組を
紹介する。
インターネットで「銀行の啓蒙活動」を検索しますと、様々な銀行の啓蒙活動が表示されます。何れの銀行も社会貢献活動、環境保全活動等の啓蒙活動が記してあります。商品先物取引業界が小学生向けに活動を行うかどうかは兎も角、啓蒙活動とは何かについて非常に参考になると思います。

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