セミナー花盛り
商品取引員主催のセミナーが数多く開かれています。日本商品先物振興協会はホームページ上にセミナー情報の欄を設けており、そこには商品取引員各社のセミナー情報が盛りだくさんに紹介されています。
また、商品取引所のホームページ上でも「TOCOMからのお知らせ」欄に、東京穀物商品取引所のホームページでは「お知らせ」欄、中部大阪商品取引所は「C-COMニュース」欄、それぞれ商品取引員のセミナー情報を掲載しています。
最近のセミナーの内容を見ますと、以前とは大きく違ってきたように思います。最近のセミナーの特徴を箇条書きにします。
・ 個別銘柄に焦点を当てたセミナーが少なくなった。
・ テクニカル分析を主体にしたセミナーが多くなった。
・ 投資をする上での心構え等のセミナーが多くなった。
・ 中国やインド等の新興国の経済を分析するセミナーが多くなった。
・ 社内にアナリストを育てる状況が伺える。
・ 商品投資成功者を講師に招くケースが散見される。
・ 有名人を客寄せパンダのように使うセミナーが少なくなった。
・ 売買仕法などの技術的なセミナーが多くなった。
・ 相場とは何かに切り込んだセミナーが散見される。
・ 定期的にセミナーを行う商品取引員が増えた。
・ 初心者向けセミナーが多くなった。
嘗ての商品取引員のセミナーは、個々の銘柄に切り込んで需給を論じるセミナーや、穀物の天候相場を占うセミナーなど、商品取引員側が話して理解させて一方的に注文に導くものが多かったと記憶しています。
しかし、最近は売買仕法とかテクニカル分析等の技術的な分野に入り込むセミナーが多くなりました。また、初心者向けに商品先物取引を行う上での心構えや、相場とは何かといったやや啓蒙的なセミナーが多くあるのも特徴です。
定期的なセミナーを行うことで固定客を掴み成功している商品取引員があります。同社は以前からセミナー営業には定評があり、また社員をアナリストに育てることで、お客様とアナリストが親密な関係になり、お客様のニーズを引き出すことにも成功しています。
ますますセミナー営業は多くなると思います。また、セミナーを通じてお客様の知識が広がることはトラブル防止にも役立ちますし、何よりも商品先物取引の底辺が広がることで、市場規模拡大に寄与することが期待されます。

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