くりっく365 取引高新記録

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くりっく365 取引高新記録

 東京金融先物取引所に上場されている外国為替の証拠金取引『くりっく365』の取引高が大幅な伸びを続けており、月を追う毎に新記録を更新し続けています。

 取引所が発表した数値は次の通りです。

くりっく365の10月度の取引数量は 5,884,326枚 (前年同月比108.5%増、前月比7.1%増)、1日平均では 259,134枚。通貨毎の内訳は、
米ドル/円 1,240,262枚 ユーロ/円 1,180,914枚
英ポンド/円 1,019,912枚 豪ドル/円 1,855,342枚
スイスフラン/円 35,128枚 カナダドル/円 91,344枚
NZドル/円 440,385枚  
並びに10月27日より新たに上場した、南アランド/円 5,340枚
ノルウェークローネ/円 109枚 香港ドル/円 346枚
スウェーデンクローナ/円 146枚 ポーランドズロチ/円 1,871枚
ユーロ/米ドル 6,184枚 英ポンド/米ドル 3,344枚
英ポンド/スイスフラン 49枚 米ドル/スイスフラン 470枚
米ドル/カナダドル 440枚 豪ドル/米ドル 1,687枚
ユーロ/スイスフラン 106枚 ユーロ/英ポンド 166枚
NZドル/米ドル 344枚 ユーロ/豪ドル 340枚
英ポンド/豪ドル 97枚 となりました。  

 10月といいますと、円が続伸していた月です。

 金利差を求める人が多い為替証拠金取引では、通常金利の低い通貨を売り、金利が高い通貨を買うのが一般的とされていますが、金利状況から考えると逆方向に動いているのに(投資家が存する方向に動いている)、連続で取引高が新記録となっているのです。10月27日から始まった新通貨ぺアも寄与していると思いますが、それにしても素晴らしいペースで伸びており、通常では考えられません。

 さて、くりっく365の取引高が伸びている原因を考えて見ましょう。

1. クリアリング機構が存在しており、証拠金の保全性が保たれている。
くりっく365と比べられるのが、専業が行っている相対(OTC)取引です。OTCの場合は、取引そのものの信頼性もさることながら、カウンターパーティーに証拠金が預託されているケースも多く、証拠金そのものの保全性に疑問が持たれています。最近は信託形式での保全も多くなりましたが、まだ50%程度と考えます。清算が確実に行えること、証拠金が確実に保全されることは取引の基本だと考えます。
2. 取引所で取引が行われており、市場(取引)そのものの透明性が高い。
取引所取引の場合は常に価格が公表されています。それに対してOTCは価格設定が自由ですから、透明性に疑問を持つ人はくりっく365に行くのでしょう。
3. 取引所自らが常にパブリックコメントを募集しており、利便性を追及している上に、取引所経営も透明性が高い。
システムの機能改善や利便性を常に追及している取引所であり、投資家から信頼を得ているものと考えます。取引業者には30億円の純資産を求めているし、清算業者にはさらに高いハードルがあります。こういうところも投資家が集まる所以と考えます。