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スパン証拠金導入へ動き出す

 懸案となっていたスパン証拠金の導入に向けて業界が動き出しました。これまでは利便性に問題ありとして否定的な意見も多くありましたが、商品取引員の団体である振興協会が導入のための環境整備に関する要望を取りまとめる等、動き出したことからスパン証拠金の導入が現実的になったと思われます。

 同協会が発表した記者資料の項目は以下の通りです。詳細をご覧になりたい方は、下記のURLにアクセスしてください。

 http://www.jcfia.gr.jp/profile/files/committees/intg/04/04intg_siryou_press.pdf

1.市場流動性の維持向上に関する事項
 (1)合理的なカバー率による証拠金額の設定(要請先:JCCH)
 (2)先行実践例と乖離の少ない制度設計(要請先:JCCH)
 (3)導入に併せて取り組まれるべき市場流動性向上策(要請先:商品取引所)

2.市場参加者の利便性向上に関する事項
 (1)スプレッド証拠金の適用範囲の拡大(要請先:JCCH、商品取引所)
 (2)スプレッド取引に係る規制の廃止(省令事項。要請先:主務省)

3.商品取引員の受託業務の円滑化・経営の健全化に関する事項
 (1)取引証拠金に係る金利の取扱い(要請先:JCCH)
 (2)清算参加者による値洗損金等の立替に係る環境整備(要請先:取引所、日商協)
 (3)緊急証拠金の整備(要請先:JCCH)
 (4)値洗益金の取扱い(要請先:JCCH、主務省)
 (5)スパン証拠金の選択的適用(要請先:JCCH)

4.システムコストの抑制に関する事項
 (1)必要額の見積り(要請先:JCCH)
 (2)改修時期の同期化によるコスト抑制(要請先:主務省、商品取引所、JCCH)